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執筆者の写真EMI KADOI

光のつかまえ方



写真と言えば光の表現。

光を制する者は写真を制す。

という言葉があるかどうかはわかりませんが、

光をどうコントロールしていくかは私にとって大命題です。

被写体と光の関係をどう捉えてカメラの位置を決めるか。

そこをもっと繊細に突き詰めていきたいと思っています。


私にとって光とは質感の表現。

被写体の持つ質感を表現することがこだわりのひとつなのですが、

そのためには光がとても重要です。

強い光よりも柔らかな光のほうが質感を出しやすいので、太陽が直接被写体に強く当たってしまうと雲が出てほしいと祈ってしまいます。


花は撮影シーズンが限られていることが多いので、

雲一つない空でも撮影に出かけることもたくさんあります。


その時々の条件で光をどう生かしていくか。

ときどきはうまく表現できますが

ときどきは苦戦します。

自然光をより効果的にコントロールできるようになること、

それが今年の大きなテーマです。



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