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執筆者の写真EMI KADOI

写真のはじめ方

更新日:2019年6月29日


カメラを買ったら写真を始めたいです。

写真を始めたいからカメラを買いたいのですが。

というご相談を受けることがあります。


写真に興味があるなら、とりあえず写真を撮ってほしいなと思います。


スマホのカメラ機能があるわけですし、写真編集アプリもかなり優秀です。

編集アプリを使いながら遊び感覚で写真を撮ってみることをおすすめしています。


どんなカメラを買ったらいいか、ということはどんな写真が撮りたいか

ということの延長線上にあります。


私はスマホから写真を始めてよかったと思っています。

構図をいろいろ試すことができて、好みの色味やトーンを知ることができました。


ひとつのカメラでいろいろな写真を工夫して撮ってみて、これでは欲しい表現が手に入らない、ということがわかって納得してからカメラを替える、というステップを繰り返しています。


私が表現したいのかこれ、好きなテイストはこれ、という自分の好みがよくわかっていると良いことがあります。


ミラーレスやデジタル一眼レフなど、レンズ交換式カメラで撮りはじめると、

表現したい内容に合わせてレンズを選ぶ必要があります。

あれもこれも揃えることができたらいいでしょうが、

レンズはそうお安くはありません。

表現の方向性がわかっていれば、揃えるレンズを納得して絞り込むことができます。


カメラは道具でしかないのですから、

コレクターはさておき、表現においては道具に振り回されないほうがいいです。


そして。

写真愛好家は面倒見の良い人が多いので、

写真の撮り方やカメラについてアドバイスをたくさん教えてくれます。

わからないことがあるときにいただけるアドバイスはとてもありがたいです。

私が写真を諦めずにここまでこれたのは、

知識と経験豊富な愛好家のみなさんが惜しみなく教えてくださったおかげです。


当然ですが、それぞれ写真のテーマは違いますし、経験の内容もそれぞれです。

ですからアドバイスの視点は人によって変わってきます。


自分の写真の方向性がよくわかっていれば、

貴重なアドバイスを具体的に表現に取り入れることができます。



こんな写真を撮ってみたい、とインスタグラマーの写真上手さんの作品に憧れても

実際に撮ってみたら自分が好きなテイストは違っていた、ということはよくあります。


カメラを新しくするよりも編集作業を知ることのほうが必要だった

ということもあるかもしれません。



私はこんな表現が好きだったんだ


という発見は新鮮です。

自分が知らない一面を発見できます。

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