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  • 執筆者の写真EMI KADOI

iPhonegrapher卒業のきっかけ


カメラの知識も写真の理論も編集方法も、まったく知らない私が感覚的に写真を楽しむことのできたスマホ。

私はスマホだけで4年ほど撮影を楽しみます。

その間に写真販売をしませんか? というお誘いを受けて販売を始めました。

知らないって大胆です。

そんなiPhonegrapherな私がスマホから卒業を決めたのは2つの理由からでした。


1.毎日の撮影でスマホの容量がいっぱいになってしまい、思い切り写真が撮れない

2.スマホの性能が上がってきれいに撮れるようになってしまった

毎日写真を撮るなら、写真はスマホから切り離してカメラで撮影したほうがよいに決まっています。カメラの容量問題は、写真を撮りはじめてから割とすぐに私を悩ませる問題となりました。

でも、カメラに切り替えることはなかなかできませんでした。

私はiPhoneのトイカメラっぽい不完全な表現が好きだったからです。

しかし、機種変更を繰り返すたびに写真機能が上がっていき、2度目に変更したときには完全に興味を失うほど「きれい」な表現となってしまいました。

ということで、思い残すことなくカメラに移行することにしたのです。

2015年のことでした。

切り株の写真はiPhoneの2代目で撮影したものです。

ポケットの中にいつもカメラがあって、心象風景を切り取るようにシャッターを切れるのもiPhonegraphの良いところでした。

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