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執筆者の写真EMI KADOI

一眼レフになって変化したこと

更新日:2019年6月27日


iPhoneやコンデジのときはその「手軽さ」が魅力でした。

通勤途中やお茶を飲んでいるとき「これが撮りたい」と思ったら、パチリと撮る

というスタイル。

だから、どこにいてもカメラが手元にないと不安になってしまうくらい。

お財布を忘れても困らないけど、カメラを忘れるととっても困る、という感じでした。

写真が撮れるからと、長い長いお散歩も苦になりませんでした。

「ついで撮り」が基本でした。



それが、持ち運びに不便な重たい一眼レフになると普段から持ち歩くことはなくなり、休日、写真を撮るためにわざわざ「出かける」スタイルに変化しました。

最初の頃は、平日にカメラが手元にないのがさみしくて、一時はiPhone写真が復活しました。その時は写真を撮るのが休日だけ、というスタイルは物足りないかもと思っていましたけど、すぐに新しいスタイルに満足するようになりました。


満足感に繋がったのは、一眼レフになってファインダーを覗いて撮影すること。


ファインダー越しに被写体を見つめることはこれまでの私にはあまりなかった体験で、撮影に深く深く集中するようになりました。

以前は、誰かと一緒に撮影に行く、フォトウォークに参加することが楽しかったのですが、一眼レフを持つようになったら、とにかく集中したくて一人行動が増えました。

気持ちが入り込み、撮影中は「無」になることができるので、週末の撮影だけでも達成感が得られるようになったのです。

被写体も絞り込まれるようになり、ここ1年半は花がメインになっています。

大きな一眼レフと小さなカメラ。

視点が変わって表現が変わって、どちらも魅力的です。

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