日曜日の今日はカメラを片手に渋谷と中野を友達とぶらぶらしました。
まず向かったのは商業施設のヒカリエ。このビルは窓から入る光がガラスや硬質な手すりや備品に当たって独特の雰囲気を醸し出します。
特に催事場のある上の階に行くと光がきれいでシャッターを切りたくなります。
今日も人がたくさんでしたが、ちょっと静かになった一瞬を狙って撮影しました。
商業ビルは商品の撮影は避け、個人情報がわかるような写真は避けなくてはいけないので難しいところがありますが、
その分、うまく撮れるとうれしくなります。
渋谷の街かど。
明治通りを原宿方向に向かって歩くと一足先に再開発の終わった渋谷キャストがあります。
入口に気持ちの良い広いスペースがあって、しばし喧噪を離れくつろぐことができます。
渋谷スクランブル交差点で人ごみを撮影するのも楽しいですが、
今日はのんびりモードだったので街かとスナップを楽しみました。
現在、渋谷キャストではNIKON主催のPHOTO MUSEUM SHIBUYAが開催中です。
世界中から集まったNIKONN PHOTO CONTESTの上位入賞者の作品が展示されています。社会的メッセージや私とは何か、といった強い表現が数多く見られました。
写真の表現って広いし深いし、追及しがいがあると改めて思いました。
PHOTO MUSEUM SHIBUYAでは、渋谷の街のあちこちでも作品展示が行われていますが、私は地図が読めないので、作品を探し出すことがほとんどできませんでした。
少し前には森山大道さん関連の企画が開催され、同じように渋谷の街で写真作品が展示されました。
渋谷の街で写真のイベントが増えるのはとてもうれしいです。
写真の魅力が伝わって、写真文化が少しでも広がるといいな、と思いました。
その後は中野に移動。
中野駅近くにとても気持ちの良いおしゃれなベンチやいすが置いてある公園が
知らないうちにできていました。
お子さん連れの若い家族が芝生の上でくつろいでいる様子日曜日らしく、
見ている私もリラックスできました。
ただ、素敵なおしゃれ公園は私の中のイメージの中野とは少し違っていて、
いつもの活気を求めて中野ブロードウェイのあるほうに移動しました。
私にはこちら側のほうがしっくりきます。
東京の街は現在、再開発が進んで近代的な街づくりにシフトしています。
新しく便利な街づくりもいいのですが、
昔ながらの昭和を感じる街並みも個人的には好きです。
街の特徴がなくならないといいなと思いつつ裏道を歩きました。
さて、中野といえばフジヤカメラ。
現在、中野ブロードウェイに仮店舗のあるジャンクコーナーと、アクセサリーショップ、本店と一通り巡りました。
フィルムカメラがまた値上がりしていました。
どんどん手の出ない金額になっていきます。
フィルムカメラの人気が本格的になっているのだと実感しました。
フィルムであれデジタルであれ、カメラ人口が増えることはとても喜ばしいことです。
写真文化の未来に期待しつつ岐路につきました。
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