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執筆者の写真EMI KADOI

自粛期間中のウォーキングフォト


3月後半から自粛生活が続いています。

最初の1週間は買い物以外、外に出なかったのですが

家でエクササイズするだけでは気分転換しきれなくて

朝、ウォーキングすることにしました。

以来、毎日続けています。


土日はちょっと遠くまで歩いて写真を撮ってます。

私が自粛生活を始めたとき桜の花の満開直前で、

その後チューリップが咲き、ハナミズキが咲き、バラが咲いて

最近は菖蒲が咲き、紫陽花が色づき始めました。

ずっと家で過ごしているので日にちや時間の感覚が少し薄れていますが

ウォーキング中に見つける通りの花壇や庭先の花たちが季節を教えてくれます。



太陽の光を感じて風を感じて木の葉が揺れる音を聞く。

それだけでありがたく幸せだと感じることができます。

行動が制限される今、小さなことに心が動かされます。


今年は花を求めて撮影に出かけるという能動的なことはできないことは残念ですが

それでも写真を撮る時間が持てることは幸せです。

制限されているからこそ、いつもよりも花の美しさが心に沁みて

光と影が生み出す街の表情に心を動かされます。


コロナウィルスが私たちに突き付けたことはとても厳しいものですが

自分では止められない、というくらい加速度がついてしまった忙しい毎日がリセットされ

こうしてのんびりと静かに時間を過ごすことができることは

贅沢な贈り物ではないか、と思っています。






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