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執筆者の写真EMI KADOI

江の島散歩


3月に早咲きの桜を見に出かけて以来、カメラを持って電車に乗ったのが半年ぶりです。

友達に誘われて江の島に夕日を観に出かけました。

台風10号が近づいてきた日曜日。大型台風のため、関東地方も時折強い雨と風でお天気が不安定。駅に到着してからしばらくは大雨で身動きが取れませんでしたが、その後、幸いなことに雨が上がりました。

この岩場ではこの時間、たくたんの釣り人が釣りを楽しんでいますが、

この日は大きな波が時おり岩場にぶつかる激しさです。


大きな動物がうごめくような波の動きに初めての場所を訪れたような気分になりました。

雨が上がったと同時に気温がグングン上がり、日陰のない岩場は日差しが容赦なく照り付け体力を奪うので、長居することができず早々に切り上げました。


日陰でしばらく過ごして体力を回復させ、日が暮れ始めるタイミングで島から浜辺へ移動しました。


夕暮れと椰子の木のシルエット。江の島は東京から近く、駅からすぐの場所に浜辺があり、便利なのに観光気分が味わえるのが良いところです。


いつもよりも荒い波を求めてサーファーがたくさん集まっています。

ビーチは予想外の人出でした。



日の入りが近づいてくると雲が厚くなってきて太陽が隠れてしまいました。

暑さもあって写真はあまり撮影できませんでしたが、

半年ぶりの外出、カメラを持って歩くことができてリフレッシュしました。

人と会うこともめっきり減っているので、仲間と一緒に撮影できることもありがたい気持ちでした。


コロナによる自粛生活でカメラを持たなくなった、という話をよく聞きます。

私が写真を始めたのが2011年ですが、それ以来、週末は必ず、平日の夜も時間があれば

カメラを持って歩き回る生活でした。

しかし、江の島に行くまでの2週間はカメラを触る時間がなかったことに気づき、私の意識が変わってしまったことに自分自身がショックを受けました。

とはいえ写真を撮る目的で出かけてみたら、やはり写真は楽しいという感覚がすぐに戻ってきました。


これから花の季節がやってくるので、人込みの少ない場所を選んで撮影に出かけようと思います。

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