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  • 執筆者の写真EMI KADOI

転機となった出会い


2016年の秋ごろ友人からグループ展に誘われ、2017年のはじめ、写真展示を経験しました。

私は2点の組み写真を展示し、ポートフォリオを作成。来場者には小さいサイズで真四角プリントしたさまざまな写真をお土産として用意しました。

たくさんの人たちが来場してくださったことは感動で、写真を介して会話が弾むという体験はSNSとは違う新鮮さがありました。

でも、展示を続けるほどの自信はありませんでした。


そんな私が写真に対する意識が大きく変化した出会いがありました。

友人が作品を出展している展示会場を訪れたときのことです。

友人がギャラリーのオーナーさんを紹介してくれたのです。

人に写真を直接見てもらうことはしたことがなかったのですが、写真展の経験でハードルが下がっていたのか、ご挨拶代りに軽い気持ちでインスタグラムの投稿写真を見ていただきました。

自己流だし、オートフォーカスだし、見てもらうだけでもうれしい。

でも予想外の言葉が返ってきたのです。

「写真いいですね。私の好み。うちで個展しませんか?」

社交辞令かと思っていたのですが、後日、オーナーさんが本気だということがわかりました。だったら個展を目標にしてみようかと、この流れに乗ることにしました。

個展から逆算して何をすべきか、何をしておきたいか。

自信がないこと、苦手なことを減らすために行動をはじめました。



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